静岡クラウンメロン品評会シーンのご紹介

　 2014年７月１８日　静岡県袋井市市役所にて開催

　静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所　『クラウンメロン青年部品評会』に審査員として参加しました。
　メロン栽培用資材の販売からメロンの小売り販売と長年クラウンメロンに携わってきましたが、品評会の審査員は初めてです。
　今回は青年部ということで、クラウンメロンの将来を担う若手生産者１９人が栽培した最高級メロンの品評会です。

　 審査用のメロンは６玉をセットで出品します。 まずその内の１玉を１６等分にカットし、審査員の食味による審査を受けます。
　今回の審査員は１３名で、全員で全ての出品作品の外観と食味の審査をします。

　 メロンはお尻の方とつるのある上の方では熟し方に差があります。そこで１人の審査員は常に同じ部位を食し、評価します。
　私は今回すべてお尻の方の熟した方を食味しました。その為、どのメロンも甲乙が付けがたいくらい大変甘く感じられました。
　次回審査の時は、もう少し上部の方で個々の微妙な違いをしっかり審査したいと思います。
　

　 審査は食味以外に測定器による糖度も計ります。当然姿・形の外観も評価されます。 これらの評点を合計し、審査点の最上位と最下位は除外され順位をつけます。
　審査の重点は長年のメロン栽培や品質チェックの経験による食味が最も重視され、次に外観が重視されます。糖度は機械測定の値を採用しますが、総合評価に与える影響は小さく、人間の官能検査が主体となります。

　 今回は青年部品評会なので、ややエントリーが少なかったのですが、それでも優等賞に選ばれるのは大変な名誉です。
優等賞は中条友貴さんです。

おめでとうございます！以下の皆さん方が入賞されました。
賞の後の番号は生産者番号で、クラウンメロンには一つひとつにこの生産者番号付きのシールが貼られています。

優等賞　436　中條　友貴さん
一等賞　413　小野田　敬一さん
二等賞　477　鈴木　貴晴さん
三等賞　 95　澤木　俊文さん
四等賞　495　井口　貴彦さん
内容賞　436　中條　友貴 さん